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メーカー |
モデル名 |
型式 |
口径 |
Ω |
再生帯域 |
感度 |
シリアルNo. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
JBL |
4310WX |
3Way |
12" |
8Ω |
45〜15kHz |
92db |
53111, 53337 |
低音ユニット |
中音ユニット |
高音ユニット |
クロス周波数 | 寸法(1本) |
重量(1本) |
送料区分 |
---|---|---|---|---|---|---|
2212 |
2105 |
LE20-1 |
1.5 kHz, 7kHz | 60H x 36W
x 30D cm |
23kg |
大分160 x 2 |
コンディション |
程度 |
特
記事項 |
---|---|---|
外
観 |
4/5 |
JBL社が72年頃プ
ロサウンドの世界へ打って出た最初の、記念碑的な小型スタジオモニターがこの4310WXです。後継機の4311は数も多く頻繁に見ると思いますが、オー
ルアルニコの4310は滅多に出て来ないレアなスピーカーです。天板と底板にスリキズが目立っていたため、全体をサンディングしてキズを取り除き、ウォー
ルナットの地肌をオイルステインで仕上げました。深いキズもあったため(特に底板)、あまり削るとウォールナットの下地が出てしまうためキズを取り切れて
いない部分も僅かにありますが、全体としては非常に奇麗に仕上がっています。ネットはオリジナルのようですが、破れや弛みも無く非常に良い状態だったので
手を入れずそのままにしています。写真は順番に;正面、斜め右、斜め左、左側面、背面、右側面、 天
板、底板、ネットを外した前面、左ウーハー、左中高音部、右ウーハー、
右中高音部、ユニット背面です。ユニットはウーハーが2212、スコーカー2105、ツィーターLE20-1です。2212のシリアル番号は12307,
12669で、2105のシリアル番号は5017,
5364です。ツィーターはLE20-1で間違い無いですが、シリアル番号は確認していません。ツィーターを外すためには接着された前面の黒い化粧リング
を外す必要があるのですが、このリングは外すと再利用が困難なためツィーターは外していません。ユニットは全て奇麗な状態で、キズや変形など見られない最
高の状態です。 |
機
能 |
5/5 |
JBL では12インチ・ ウーハーの スタンダードとなっている123A-1のプロ版2212と、スコーカーの代名詞LE5-2のプロ版2105、そしてツィーターにLE20-1を組み合わせ たスピーカーシステムです。全てアルニコマグネットを使用しています。2212は音質劣化の主要因であるネットワークを通 さず、ハイカットをしないで鳴らしています。このためスピーカー本来のダンピングの良さと開放的な音色が生かされています。スコーカーの2105とツィー ターのLE20-1は一 般的な12dB/octのフィルターを通して1.5kHz〜7kHzと7kHz以上をフラットに再生します。音質はまさにJBLスタジオモニターの模範の ような音で、古い設計なのでレンジはそれほ ど広く無いですが、必要十分な再生帯域と力強くダンピングの効いた弾むような音色で、非常に楽しく音楽を聴くことができます。各ユニットとも正常に動作し ていますが、中高音のアッテネーターに少しガリが出るかもしれません。これはアッテネーターの抵抗器表面が酸化するためで、入荷した時はかなりガリがあり ましたが、大きめの音で鳴らしながらアッテーネーターをゆっくり左右に回す動作を10分ほど行う事により、電流により酸化皮膜が飛んで正常に戻ります。現 状ではガリは無くなっていますが、長時間放置するとまた酸化してガリが出る可能性もあります。このような場合は上記の方法で正常に戻す事ができます。 |
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